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龍造寺家文書120_小代親伝書状(切紙)

貴礼令拝見候、仍蒲池鎮並事、連々就悪行顕然、今度輙御成敗候、千秋万歳候、彼殘黨於佐良塩村楯籠候之處、筑州衆申談、即時討果候、被聞召付、態被仰下候、外聞之至忝候、弥可抽忠貞覚悟候、不可有緩疎候、猶石田内記助方可有御達候、可得御意候、恐々謹言

(天正九年)
六月十二日            親傳(花押)

龍造寺殿
   参貴報

(奥上書)
「                   小代伊勢守
龍造寺殿                  親傳
    参貴報                  」



原文
読み下し(てるつもり)
超意訳(*´pq`)クスッ
※文節、段落に関しては、読み下しの段階で判断しています。
※句読点は佐賀県史料集成原文ママ。

貴礼令拝見候、
貴礼令 拝見し候
御礼と令、拝見しました~

仍蒲池鎮並事、連々就悪行顕然、
仍(よっ)て蒲池鎮並の事、連々たる悪行顕然(けんぜん)に就(つ)き
蒲池鎮並の事ですが、数々の悪行が明らかでしたので、

今度輙御成敗候、千秋万歳候、
今度(このたび)輙(たやすく)御成敗候、千秋万歳(せんしゅうばんざい)候
今回 容易に成敗されたとの事、幾久しく寿ぎます♪ヽ(*´∀`)ノ

彼殘黨於佐良塩村楯籠候之處
彼(か)の残党 佐良塩村に於(お)いて楯(たて)籠もり候の処、
蒲池の残党が佐良塩村で立て籠もった時、

筑州衆申談、即時討果候、被聞召付、
筑後衆が申し談じて、即時討ち果たし候、聞こえ召しられに付き
筑後衆が申し入れて、ただちに撃滅しましたって話が、お耳に届いたと、

態被仰下候、外聞之至忝候、
態々仰せ下らせ候、外聞の至り忝(かたじけな)く候
わざわざ仰せいただきましたが、外(隆信)にまで聞こえたのは恐れ多い事と思っております( ̄ω ̄A;アセアセ

弥可抽忠貞覚悟候、不可有緩疎候、
弥(いよいよ)忠貞(ちゅうてい)抽(ちゅう)す可(べ)く覚悟し候、緩疎(かん_そ)有る不可(べからず)候
ますます忠義と貞節を出すぞって覚悟でいます!(`・ω・´)キリッ
緩(ゆる)みや疎(おろそ)かも無しです!(`・ω・´)キリッ


猶石田内記助方可有御達候、可得御意候、恐々謹言
なお石田内記助方 お達し有る可(べ)く候、御意を得る可(べ)く候、恐々謹言
なお石田内記助から報せがあるとのこと、御意に叶うようにします。恐々謹言


精魂使い果たしたんで、分析などは次回~~il||li _| ̄|○ il||l
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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Re: 朧豆腐さま

> あー
> この文書は隆信公の悪評を決定づけた例の事件直後のですかー

はい~名前を見れば時期の察しはつきますよね^^
自分も止むを得ない事だという認識です

政家の能力・・・・まぁ「普通」だったんだと思います。
でも「普通」で乗り切れる事態じゃなかった^^;

隆信の死が早すぎました。
政家と隆信の二元体制すら安定する前だったんじゃないでしょうか

そのあたりは、研究中です^^
コメントありがとうございます^-^

No title

あー
この文書は隆信公の悪評を決定づけた例の事件直後のですかー
この時期龍家と筑後国人衆との間でむっちゃ起請文がやりとりされたらしいですけど

あの事件は龍造寺の筑後経営において避けて通れぬ道であり、脆弱な勢力基盤で大友や島津と対峙しなくてはならない状況下においてやむを得ぬ選択だった、と個人的には思います
ただ、かなしいかな
この悪評が長らく伝えられたことで、創作物ではたびたび悪党として描かれるようにw
「エンタメ的には隆信は残虐メタボ、直茂は乗っ取り腹黒って図式が判りやすい」って意見に同意せざるを得えず(以下略

それはそうと、この頃には隆信から政家への家督が譲渡されていたようですな
以前の記事で「政家が無能だったという確証がない」という旨の内容を拝見させていただきましたが、確かに彼の行状って鍋島へ実権委譲を正当化するために脚色された可能性も否定できないかと思われます
ただ、若年ゆえの経験不足で時局に翻弄されたとしても隆信に匹敵する器量があれば、秀吉や家康が佐賀の支配者を鍋島と認めることもなかったと思われ、やはり残念ながら当主としては父に及ばなかったと評価せざるをえないかと

長々と失礼しました
ではでは~
プロフィール

時乃★栞

Author:時乃★栞
筑前・筑後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩に気合いバリバリ。
豊前は城井と長野が少し。豊後はキング大友関連のみ。

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