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3_葉隠の系譜

まず一番?重要な事から・・・特にシオ同様に関東以北の方々へ・・・
佐賀県の八戸 は・・・
[はちのへ]ぢゃないよ。「やえ」と読む。
(脳に浸透させるのに難儀しました・・・by道産子)

龍造寺と同じく、高木氏を祖とする於保(おぼ)氏の複雑さは、八戸氏と同じであって、同じでないところにある。
八戸氏のエリアは、サイトによって佐賀市中央部だったり、西部だったりする。
このブレは、本貫地である於保村を、入れるかor入れないか、の差です。

地図・八戸エリア2

実はシオも迷って、初めに描いた八戸エリアには於保を入れてたんです。修正テープ跡が物語る(爆
結論から言うと、八戸宗晹エリアに於保は含みません。
何故なら、於保氏は 龍造寺に従った於保(兄で本来の嫡流)龍造寺に敵対した於保(次男←八戸氏はコッチ) の2系統に分裂したからです。

龍造寺の始まりが龍造寺村の地頭だったように、於保氏も於保村の地頭でした。
現在残る於保天満宮が於保の城跡だと言われています。
嘉瀬川リバーサイドカントリークラブを目印にすると(比較的、地図上では)探しやすいです^^;
あ、書き忘れた・・・地図上のウネウネっとした青い線は嘉瀬川なのネ^^;
少弐か大内か、浮沈の激しい肥前戦国史の狭間で、於保氏は概ね少弐被官だったようです。
で、於保は龍造寺旗下で働いてたっぽい。
むろん於保の方では、龍造寺配下になったつもりないでしょう。
当時の龍造寺は少弐被官の中で上位にいたのと、動員兵力の関係で、龍造寺勢に編成されてたと思います。

戦いの中、於保氏は三代に亘って、当主や嫡男が戦死してしまいます。
これは想像なんですが、龍造寺勢に編成された(と思われる)於保氏は先陣を担ってたんじゃないでしょうか。
でなければ当主や嫡男の戦死率が高すぎます。
一族の多くが戦死した於保氏は、一度没落の憂き目にあう。

当主(or嫡男)戦死で、残る弟・於保胤宗の妻が、剛忠(家兼)の娘という縁から、龍造寺に取り立てられ御家再興を果たします。

系図~高木・於保・龍造寺の関連系譜

このあたり剛忠(家兼)が黒い,;.:゙:..:;゙:.:: (゚∀゚ゞ)ブハッ!
何故なら戦死した兄の鎮宗には、男系がキッチリ続いてるからです。
揉めてないところを見ると、戦死兄・鎮宗の遺児は幼かったのだろう(たぶん、きっとそう・汗)

剛忠(家兼)娘婿・胤宗は、時の龍造寺当主・家和(剛忠(家兼)の次兄)の養子となり、龍造寺の後見で於保当主となった。
於保胤宗の「胤」は龍造寺絡みなら、偏諱の(-人-)☆彡オネガイは龍造寺経由だと思う。
(経由することで於保は龍造寺配下になる)
やはり本来の嫡流である実甥を差し置き当主になるには、偏諱による箔付が必要だったんじゃないだろうか。

於保当主が龍造寺後見を受けていたので、於保(八戸)エリアの表記がサイトによって佐賀市中央だったり西部だったりするのでしょう。
後に(取り立ててやった)剛忠(家兼)娘婿~弟・胤宗男子系統が、龍造寺に敵対したのだから、皮肉な話ですな( ゚Д゚)y─┛~~

おそらく剛忠(家兼)は、於保(八戸)を取り込む事によって、於保(八戸)エリアを己の影響下に置こうとしたのだろう
剛忠(家兼)は与賀郷、川副郷と河川流域から河口に向かい有明海沿岸にと勢力範囲を広げていました。
これに於保(八戸)エリアが加算されると、佐賀市中央部から嘉瀬川流域にかけてが、龍造寺(実質は剛忠(家兼))エリアになる計算です。

剛忠(家兼)の目論見通りになれば、佐嘉郡主要地域の殆どが龍造寺の影響下に入り、小城郡を領する千葉氏と近いだけの実力を有する事になる。
主君である少弐氏と、その家臣・馬場が、何としてでも剛忠(家兼)を潰そうとしたはずです^^;

慎重な剛忠(家兼)は、あからさまに兵を用いて侵略とかはしません。
高木のように養子縁組したり、於保のように婚姻関係になったりと、時間をかけて影響力を広げています。

逆に剛忠(家兼)が兵を使う時は、西千葉からの要請だったり、少弐への助勢だったりと、必ず何らかの大義名分があるんです。
その大義名分を使って豪族たちを招集し、戦場で信頼関係を築き何時の間にか豪族たちを己の懐に飼い慣らす。
おそらく同時代の人間は剛忠(家兼)を「頼もしき仁者」と、尊敬していたことでしょう。

龍造寺エリアを広げるのに、時間かけて布石のロングパス・・・・
よっぽど自分の寿命に自信が・・・・(._+ )☆\(-.-メ)オイオイ

だが剛忠(家兼)の密かな大望は、挫かれた。
八戸(於保)宗晹が、龍造寺から寝返り少弐の陰謀に加担したからなのだが、それは・またの話 by^-^sio
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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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時乃★栞

Author:時乃★栞
筑前・筑後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩に気合いバリバリ。
豊前は城井と長野が少し。豊後はキング大友関連のみ。

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