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【終わりよければ全てカッコ(・∀・)イイ!】江上・八院合戦編17栞100


西軍も東軍も表看板は「豊臣家への忠義」だった。

勝った東軍が、西軍に【不忠】の烙印を押したにすぎない。

激動の戦国期を生き抜いた宗茂には、その辺の政治上のカラクリは良く判っている。

だが彼は西軍を選んで戦ったことを、一切(おそらく)後悔していない。

グチを言わない宗茂は、自分の出処進退に対しても手練手管を使おうとしなかった。

1600年12月12日~立花宗茂は黒田長政と面談した


関が原の戦後処理が片付くまでの一時期、黒田長政は西国大名の取次役だったんです^^b

徳川家康との拝謁は適わず、立花宗茂の柳川13万石は「西軍に加担した罪」で取り潰しとなり、
正式に肥後の加藤清正に身柄を預けられた。


加藤清正イメージ画像

宗茂の武勇と人柄に惚れ込んでいる加藤清正は、
預かり先の肥後・高瀬に宗茂と家臣たちのために屋敷を建て、預かり料も1万石とVIP待遇だった。

・・・のだが、不都合が起きた^^;

宗茂とギン千代が同居を拒否したんです~( ̄ω ̄A;アセアセ

二人の夫婦関係は完全に破綻していて、男性としての宗茂の愛情は側室の矢島氏に注がれていた。

ギン千代と生母(つまり道雪の未亡人)は、肥後・腹赤(はらか)村の庄屋屋敷を増改築して移り住んだ。

二人の世話をしたのは立花家臣である米多比鎮久(ねたび しげひさ)さん^^b

彼は二人の面倒を見るために、そのまま加藤清正の家臣となる。

それで治まるかと思いきや、うまく行かなかった。

加藤清正の家臣が、宗茂と立花の家臣をバカにし始めたんです(_´Д`)アイーン

勝った者の奢りというのは恐ろしい。

最初、抱いたいた宗茂への敬意は何処へやら~~

月日がたつにつれ、清正の本国留守中に加藤家臣たちと立花家臣たちに軋轢が出る。

そんな状況を憂いた宗茂は決心し、大名復活を目指して江戸に出ることになる。
(清正が進めたとか、いろいろ説があるようです)

江上・八院合戦の総大将だった小野鎮幸(おのしげゆき)は、加藤清正の家臣となって肥後に残った。

浪人がイヤで心変わりをしたのではない。宗茂を経済的に援助するためです(`・ω・´)キリッ

守銭奴・・・もとい小野は貯金に励み、江戸の宗茂に送金を続け、更には他国に散った立花家臣団の中継&まとめ役をした。


説明不要家紋

ちなみに徳川家康だが、実は立花宗茂の武勇と人柄をメチャクチャ評価していた。

宗茂ほどの武将が、天下に大乱を望む連中に利用されては大変だ。

ほとぼりが醒めた頃に、何らかの形で宗茂を復活させるつもりで動向を監視していたらしい。

はじめは幕臣となるのを辞退していた宗茂だが、度重なる要請に断りきれず、
まず慶長8年(1603年)に幕臣・書院番頭となり御家再興^^

さらに1606年奥州は棚倉2万石で大名として復活する^^

大坂の陣では、余裕で豊臣方を打ち払って2代将軍秀忠を守る活躍をし、
1616年には2代将軍の御伽衆(話し相手・相談相手)になる。

宗茂の旧領地・柳川は田中吉政が入っていたのだが、子供が絶えて絶家が確定となった。

1619年~立花宗茂は、柳川11万石の初代藩主として失った旧領地復活が決定する(=^・ω・^=)v ブイ

西軍で改易になった大名で、御家再興(大名・幕臣問わず)が成った家はあっても、
失った旧領地に復活したのは、立花宗茂ただ一人(`・ω・´)キリッ

これは、もう人徳としか言いようがありません~(人´∀`).☆.。.:*・

頑張れば報われる・・・そんな暖かい言葉が浮かびます^^

さらに1621年1月10日~宗茂弟・立花直次の息子、種次が三池藩大名となることが決定


三池藩は柳川藩の支藩ではなく独立した大名でして、兄弟で大名復活は珍しいです^^/

1621年2月28日~宗茂は柳川城を受け取りお国入り~バンザーイ♪ヽ(*´∀`)ノ~

旧立花家臣たちが、ぞくぞく柳川藩へ戻る・゜・(PД`q。)・゜・←嬉し泣き


お洒落な立花家紋

加藤清正に仕えた小野さんは、残念ながら柳川復活を見ることなく65才で亡くなるのだが、
子孫は宗茂に呼ばれ、小野家は家老職で復活(=^・ω・^=)v ブイ

千代と道雪未亡人の世話のため加藤清正家臣になった米多比さんも、1000石大番頭で柳川藩士で復活(=^・ω・^=)v ブイ

旧主だった大友家の家臣たちも、復活・柳川藩に仕えた者が多い^^



戦国時代は、みんな野心や生き残りのためにギラギラしてて、それが魅力でもあるが、
そんな中で高潔な立花宗茂&宗茂を慕う家臣は別段の異彩を放っている。

宗茂には、戦国武将にありがちな自己中な大言壮語や大袈裟な自慢話がなく、
いつも謙虚で己が勤めに一意専心。

安心・安定の名将クオリティの逸話の数々は、見ていて本当に爽やかでホッとします(*´艸`)

立花編と江上・八院合戦編でも、宗茂と家臣たちの逸話は全て紹介しきれませんでしたが、
ハッピーエンドの余韻とともに、ひとまず最終回とさせて頂きます^-^


さて次は肥前千葉氏編に集中しまして、その後に新章「打倒・大友!秋月編」スタートします。

己が野心と生き残りのためなら何でもします~キャラとしてはアンチヒーロー&ダークサイドな秋月種実(*´pq`)

敵からみた立花道雪と紹運とは? 

秋月のせいで巻き込まれ、超迷惑を受ける呪われた宗像氏。さらに大友VS毛利の10年戦争^^/

それは・またの話 by^-^sio

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プロフィール

時乃★栞

Author:時乃★栞
筑前・筑後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩に気合いバリバリ。
豊前は城井と長野が少し。豊後はキング大友関連のみ。

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