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【立花も】ネバギバ!【鍋島も】江上・八院合戦編12栞95


1600年10月20日~柳川(福岡県)において九州西軍の掃討戦「江上・八院合戦」が起きた。

東軍~鍋島軍32000(元は西軍だが 東軍に寝返り手柄を焦っている状態)

西軍~立花軍3700(これ以上、徳川家康を怒らせたくないが 鍋島に挑戦され止むを得ず応戦)

立花軍総大将・小野鎮幸(おのしげゆき)柳川城の支城・蒲池城主にして次席家老。

領地は5000石~石高・実績ともに立花軍エース級。

主君から頂いた感状は通算68枚。戦場で受けた傷の跡は67で、うち上半身が44ヶ所。

14年前の高鳥居城攻めの時には、小野は両足に銃弾を受け倒れたのだが、
地面に両膝を付き立ち膝の姿勢で戦の指揮を取り続け、立花軍を鼓舞し戦を勝利に導いた。

そんな豪傑も江上・八院では55歳。

鍋島軍に左乳下を撃たれ、さらに足に矢傷を負い、ついに起き上がることが出来なくなった。




話は数時間前に遡る

立花軍・薦野成家(こものしげいえ)率いる300騎は、黒田如水を牽制するために水田口(筑後市)へと向かっていた。

そこに偵察からの報告で「味方の先鋒が鍋島軍に包囲され壊滅状態のピンチ」と聞く Σ(´Д`;
)

柳川城にいる主君・立花宗茂に了解をとっていたのでは間に合わない。独断で江上方面へ引き返した。

この判断が大正解!

薦野が江上方面に到着した時は、立花の先鋒も第二陣も既に全滅。 

第一陣も14~5名になるまで倒され、重症を負った大将の小野が鍋島軍に包囲され討たれる寸前!

「ダダァーン」

薦野は配下の鉄砲隊に発砲させると同時に、わずか300騎で小野たちを包囲する鍋島軍の隊に横合いから突っ込んだ!

ちなみに立花軍は「早合/はやごう」という特別な工夫のお陰で、火縄銃の発砲速度は他家の3倍速だ(当社比)

一方、もう勝ったと油断していた鍋島隊(一隊は約3000名)は、突然の攻撃にパニックになった


アタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ と、またまた崩れてしまったのです^^;;


鍋島家紋

19日の緒戦といい、20日の崩れっぷりといい、ちと弱腰すぎるだろ~~

資料にしてるのは筑後郷土史なんで、立花を身贔屓でオーバーな記述かなぁ~とも思った。

だが鍋島側の数字的な資料が曖昧模糊のところを見ると、派手に陣列が崩れたのは事実らしい^^;

通常の動員能力(朝鮮の役参照)である12000の2倍以上の32000を動員した鍋島軍だが、
野盗崩れとか商人とか山伏とか水軍の水夫とかとか~~こんな感じの人たちを無理矢理に集めたんだろう。

かなりの割合で、正規の武士でない者が混じっていたんだと思う。

そういう人たちが立花の猛攻に耐えられるはずが無く、攻撃と受けるたびに逃げようするから崩れるのだ。

鍋島が崩れた隙に、薦野は大将の小野や生き残り十数名を素早く自隊に回収した。

「まだ近すぎる・・・このまま退却しても追いつかれる。もう一押しだ!」(`・ω・´)キリッ

薦野は馬上から視線を廻らせ、とっさに状況を判断すると鍋島隊に果敢に攻撃を仕掛けた。

すでに腰が引けている鍋島の隊は、10分の1以下の薦野隊に更に数百メートル押し戻される。

「ズガーン!」

頃合良し!と退却しようとした薦野を狙って鍋島の鉄砲隊が発砲!

弾が薦野の顔面に当った! ぇえ!(゚ロ゚屮)屮


立花家紋

顔をガードしている頬当てが吹き飛び、薦野は左頬に裂傷を負う。

「ドサッ」

直撃は免れたものの弾が左顔面に当った衝撃は大きく、さすがの薦野も脳震盪を起こして落馬した。

薦野の従者が彼を抱き起こし、再び乗馬させた。

だが、敵指揮官が一度落馬したのを見て、鍋島の隊が気力を取り戻し攻撃に転じた。

急いで退却を始める薦野隊。

元々が大軍の鍋島だ・・・まだ余力がある。

せっかく稼いだ距離が、みるみる追いつかれ、囲まれるのは時間の問題!

一難去って、また一難!

このまま薦野隊まで殲滅され、鍋島が完璧な勝利を収めるのか?それは・またの話 by^-^sio
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時乃★栞

Author:時乃★栞
筑前・筑後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩に気合いバリバリ。
豊前は城井と長野が少し。豊後はキング大友関連のみ。

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