FC2ブログ

肥前千葉氏_1【いざ(こざ)鎌倉!】

にほんブログ村 地方・郷土史
【はじめに】
肥前戦国史は、肥前千葉氏の家督争いから幕を開ける(とシオは考えてます)
そして肥前千葉氏の家督が迷走した諸悪の根源は、悪の帝国・・・(._+ )☆\(-.-メ)オイオイ
じゃなくて中国地方の大内家です。

そして大内の北九州侵攻を阻む都合上、大宰府の武藤少弐氏も肥前千葉氏の家督に首を突っ込む。
結果、肥前千葉氏は西と東に分かれてしまうのです。

少弐氏と同盟関係だった対馬・宗氏は、肥前千葉の家督に介入することに反対で、忠告しても介入を止めない少弐を見限り袂を分かちます。

大内の勢いに押されジワジワと衰退する名門・武藤少弐氏。
その間隙を縫って、一代で戦国大名へと飛躍するのが竜造寺氏です。

肥前戦国史100年を語るには、その入口である肥前千葉氏を省くことは出来ません。
北九州戦国史の集大成・肥前戦国史第一弾・始まりの肥前千葉氏をお楽しみください^-^

てことで声を大にして言いたいのは、肥前千葉氏こそが下総千葉氏嫡流だ~~~ってことです




諱ループよりクラクラする文字逆転系図。
これしか無いのに、前に地名つけないと絶対間違う罠のような諱でつil||li _| ̄|○ il||l

下総が本拠地の千葉氏が、なぜ肥前千葉へと別れたか?

話は鎌倉時代に遡ります。

下総千葉氏が鎌倉へ行った理由は「元寇」です


元が攻めて来る~~~ってことで、鎌倉幕府では九州に領地を持つ御家人に動員をかけました。

下総千葉氏も肥前小城地頭だった関係で、当主の頼胤が九州の地へ赴いたのです。

ところが頼胤は戦で矢に当たり戦死。享年34歳。 ガ━━━(゚ロ゚;)━━ン!!

そこで今度は僅か12歳の嫡男・宗胤が九州へ赴くことになったんです。

兄・宗胤が九州へ行く間、留守を預かったのが2歳下の弟・胤宗です。



あ、念のため~千葉氏の通字(必ず入れる文字)胤です。

で兄弟の共通する宗の文字は、北条時宗から偏諱(へんき=名前の文字を拝領する事)です。

で、この時なんですが、どうやら兄・宗胤は元服はしたけど正式に家督を継がないまま九州へ行ったみたいなんです。( ̄ω ̄A;アセアセ

まさか九州で骨を埋めることになるとは想像してなかったんでしょう( ̄ω ̄A;アセアセ

肥前が気に入って~~~というわけではなく、兄・宗胤は帰りたくとも帰れませんでした。

なぜなら元寇が一段落しても、警戒した鎌倉幕府は「鎮西御家人は(中略)鎌倉へ参向すべからず」と帰還を認めなかったからです。

そのまま肥前の地で兄・宗胤は30歳の若さで亡くなります。

慣れない地で苦労したのでしょう・・・長命してたら下総へ帰れたかもです。 (゜-Å) ホロリ


肥前千葉家紋

細かい経緯は解らなかったんですが、鎌倉幕府では兄・宗胤の方を庶流(肥前千葉)とし、弟・胤宗の方を下総宗家として扱ってました。

兄弟それぞれの息子が、それぞれの家督を継ぎましたが、肥前・胤貞は「自分が正当嫡流」という思いがありました。

無理のない話です。ショボーン..._φ(・ω・` )ダッテホントニソウナンダモン

鎌倉へ出仕すると従兄弟で下総・貞胤の下座に着くのは愉快な事ではありません。

国土防衛の礎として頑張ったのに、宗家の座から滑り落ちるなんて、こんな理不尽な話はないでしょう。

肥前・胤貞自身は、活動拠点の殆どは下総でした。

亡き父・宗胤の遺領があり、そこを拠点としてます。

足利尊氏の打倒鎌倉~建武の新政になると、肥前・胤貞は新政府に仕え、鎌倉方だった下総・貞胤と交戦しています。

とはいえ南北朝の動乱期に、肥前の領地と下総にある領地、両方統治するのは物理的に無理な話です^^;

肥前千葉の小城領地は宗胤の子・胤泰(胤貞養子)が継ぎ、
(肥前・胤貞の実子(3代目と4代目)が早世したので実弟を養子にした)

肥前千葉の下総領地は胤貞の子・千田氏が継ぎ。両家は分れます。
兄・宗胤系と弟・胤宗系の争いは、千田家と下総千葉家の争いと引き継がれるのです。

さて、肥前千葉の初代は肥前で没しましたが、2代~4代までは基本として下総の人。

戦で九州に行くことはあっても、帰る場所は下総なんです。

2代目胤貞も下総へ帰還途中の三河で没してます。

名実ともに「肥前千葉氏」としてのスタートは、5代目胤泰からとなるのですが、それは・またの話 by^-^sio
スポンサーサイト



テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

時乃★栞

Author:時乃★栞
筑前・筑後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩に気合いバリバリ。
豊前は城井と長野が少し。豊後はキング大友関連のみ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
822位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史
120位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR