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龍造寺家兼_15【少弐のためなら】馬場頼周【女房を泣かす】

少弐氏を支えた忠臣の二大柱が馬場氏と横岳氏だろう(どっちも一門)

そして少弐氏再興に最も情熱を注いだのが馬場頼周(ばば よりちか)です。

少弐のためなら手段を問わない。

少弐を裏切る者は許さない。

たとえ、それが縁戚であっても・・・です。

この一途さは、肥後阿蘇氏の忠臣・甲斐宗運を彷彿とさせる(宗運の方が苛烈だけど^^;)



ただ今リベンジなぅの少弐氏が、滅亡寸前(当主と嫡男が自害)になった時に、
一門でありながら少弐氏を裏切った者がいる。

それが東尚盛と筑紫満門。

そのうち、筑紫満門が馬場頼周の岳父(妻の父=舅)だった。

馬場は舅の裏切りにブチ切れそうなのを堪え、
時折「以前みたいに少弐サイドに戻って(-人-)☆彡オネガイ」と説得の使者を出していた。

が、海千山千の満門は少弐に見切りをつけてたので拒否。

堪忍袋の緒が切れた馬場は、筑紫を誅殺すべく呼び出そうするが、
婿の気性を知ってる満門は馬場の呼びかけに応じない。

そんなこんなが続いて1524年(大永4)1月中旬。

馬場の子(=筑紫の孫)が疱瘡を患った。

馬場は妻女(=筑紫の娘)に向って云う。
「おことが父である満門は、我らに異心あるものと疑い、ずっと訪ねてこない。我らには些かも別心などない。
いま子供が疱瘡で痛がっているのを、おことより知らせて父を招き、孫らを見舞う様に誘ってくれぬか」


馬場の妻は、夫が血を分けた我が子の病を謀略の種に利用しようとしているなど夢にも思わない。

急ぎ文を認めると父へと送った。

さすがの筑紫も疑いようのない娘の筆跡に、謀略とは気づかなかった。

筑紫は1月18日に、息子二人と家臣らを召して馬場の綾部城へ赴いた。

人物・馬場頼周(馬場・悪画像)

孫の寝所を筑紫が見舞うと、後ろめたい気持ちがあったのか、馬場が挙動不審,;.:゙:..:;゙:.:: (゚∀゚ゞ)ブハッ!

その様子を見て夫の謀略に気付いた馬場の妻だが、この期に至ってはどうにもならず、ハラハラと涙を零した。

筑紫は孫の容体に気を取られ、色々不自然な娘夫婦の様子に気づかなかった。

ここから北肥戦誌の記述に「マジ?」って思った管理人。

( ̄ko ̄)<実は筑紫満門は陰形の術「木の葉隠れの妙法」を会得してたそうでつ・・・

そのため馬場は筑紫を討ち漏らす事がないようにキッチリ合図を決めてた。

そして広間に座ってた筑紫と息子たちに襲い掛かり討ち取った。

舅の裏切りに怒り心頭だった馬場は、鬱積を晴らして気分爽快ゎーィ♪ヽ(*´∀`)ノ

夫に父と兄弟を目の前で殺された馬場の妻の嘆きは計り知れず、後に夫へ暇を乞い髪を剃って仏門に入ってしまいました。ショボーン..._φ(・ω・` )



同行してた筑紫家臣の生き残りは、大急ぎで勝尾城へご注進~アタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ

筑紫家臣らはリベンジのために綾部城へと向かったが、もとより準備万端の馬場にo( ̄Д ̄θ★ケリッ!一蹴されてしまう。

馬場が露骨に喜びすぎたせいだろうか・・・筑紫満門は死して怨霊となってしまったそうです。

現代(北肥戦誌が書かれた江戸時代)でも、月が曇り雨暗き夜は綾部城の旧跡に叫喚の声が聞こえ、人心を悩ませている。
或る時、ここの領民が草を刈りそれを馬に積んで乗馬していた際、満門の墓の辺りを通ると、忽ち逆さに落ちて悶絶した。
近くの者は驚き、山伏を呼んで祈祷させると、「我は筑満門という者なり」 と口走り始めた。
更に「昔ここで命を失い、多くの年月が過ぎたと雖も魂は尚も留まりて、折しも今朝卯の刻より猿楽を興行し自らも舞い遊んでいたところ、下々ながら馬に乗り、舞台の前を通るなど奇怪の至りである。だがこれを許し命は助けよう」 と発した。
領民は汗水流して寝入るかと見えていたが、また息をしだした。

200余年の星霜は送ると雖も、その魂は尚も青苔に残る事、不思議な次第である・・・と北肥戦誌は結んでいる。


馬場の忠義はガチです。本物です。

だが、裏切り者を決して許さず、相手を滅ぼすために謀を巡らすのが、果たして少弐のためになったのか?

相手にも言い分がある以上、馬場の行動は恨みしか残さない。

相手が返す復讐の刃は、馬場が何より大切な少弐に降りかかるのだが、それは・またの話 by^-^sio
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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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時乃★栞

Author:時乃★栞
筑前・筑後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩に気合いバリバリ。
豊前は城井と長野が少し。豊後はキング大友関連のみ。

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