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【進軍コースなぅ】江上表・八院合戦編9栞92

【予告:栞100記事目で、肥前千葉氏編1話目アップします(ただいま92話目(*´pq`)クスッ】
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先日、某ふ●様から疑問難問質問あった~

疑念というのは「なぜ鍋島親子は、こんなに遠回りしたんだろう」です


・・・・・・・・・・・・Σ(´Д`;) うあ゙~記事で端折った部分ですわぁ~

ゲスブに言い訳・・・もとい返事してたんだけど、指疲れてきたんで(携帯からだった)記事にしちゃった,;.:゙:..:;゙:.:: (゚∀゚ゞ)ブハッ!

直茂パパコース:14日出陣⇒16日久留米城(久留米市)落とす

勝茂クンコース14日出陣⇒筑後川渡河、柳川領侵攻⇒16日立花の梅津城落とす

17日に大善寺(久留米市)で合流~つまり一度柳川領に入った勝茂クンは引き返してるんです





ちなみに久留米市大善寺は、この地図に入りきれないほど遠い。

西鉄天神大牟田線でいうと真ん中上部にある犬塚駅の次の次が大善寺駅。

そこから城島方面(地図左上上部の城島中学あたり)へと、鍋島軍は遠回りしてます。

あぁ、確かに土地勘ある人なら「なんで?」と思うコースですわ~( ̄ω ̄A;アセアセ

キーは、黒田如水が久留米にいたことだと推測してます

16日に直茂パパンが久留米城を落とした時、これは単独ではなく黒田如水軍と合流してのことです


九州における東軍は如水が中心的役割を果たしていました。

息子・長政を通じて家康とのパイプもバッチリ(=^・ω・^=)v ブイ

史料の裏付けがとれなかったので、あくまで推測ですが、直茂パパンは立花軍と雌雄を決するために、如水と今後の打ち合わせをしてるはずです。
(てか、合流してて何も無い方が不自然)

直茂パパンが、息子・勝茂を久留米に呼び返し合流したのは、如水(または意を汲んだ家臣)を交えて最終打ち合わせする為。

そして鍋島の遠回り進軍コースは、如水&加藤清正の水田(筑後市)到着タイミングと合わせる為じゃないでしょうか?


久留米を落とした後の如水は、軍を割いて(兵数不明)如水自身が率い、清正と合流するために筑後市水田に向かっています。

単純に、西軍残党として立花を攻めるのだけが目的なら、柳川へ直行した方が速いです。

それを、鍋島親子と如水&清正・・・手間かけて別々に合流したのは、鍋島と立花との決戦を如水と清正が臨時軍目付として見届けるためでしょう。

元西軍だった鍋島の「東軍への忠義」が本心からなのかを、彼等は確認しなきゃいけないからです。

鍋島の方も、如水と清正に視てもらわなきゃ意味がない。

鍋島が生き残るため、元西軍の黒歴史を払拭する軍事的手柄・・・家康への馳走は必須だからです。

皆がタイミング良く、所定の位置に揃うためのタイムラグを調整した~というのが記事で端折った、進軍コースに対するシオ推測です。


鍋島家紋

さて、これまでが政治的な理由、ここからは軍事的な理由になります。

攻城戦の場合、守る側の立花と違い、攻撃する鍋島は時間と場所を選べます。

ところが野戦決戦となると、地の利は柳川の立花にある。

家康の機嫌損ねるから長期になる(かもしれない)攻城戦はダメ、野戦決戦で立花精鋭を撃破しなきゃならない。

主力軍さえ潰せば、いくらなんでも籠城なんてしないで開城降伏するはず、だって西軍そのものが関ヶ原で負けてるんですもん。

鍋島が勝利をより確実にする為には、挑発して引っ張り出した立花精鋭軍を、鍋島の望むバトルフィールドで待ち受ける事がベスト

そのための如水との別行動で、そのための遠回りなんです


どんなに秘匿しても大軍の行動は、戦場感優れた者の嗅覚を逃れることは出来ません。

その感覚が優れているからこそ、如水と鍋島が別行動した事に、立花では迷いました。

そこで如水への牽制として、薦野成家隊300を割くことにしたんです。

籠城か・・・野戦決戦か・・・鍋島から「果たし状」を突きつけられ「野戦決戦」と衆議が決した立花家中。

だが鍋島の進軍コースが遠回りなので、本当に野戦決戦になるか立花側では確証持てません。

鍋島が城島城を落とした事で、ようやく立花側にも鍋島軍が何処を目指しているかハッキリしたんです

筑後川を越え城島を抜けると、そこは雪国ならぬ江上方面五反田です

鍋島が先に五反田に陣を布いたので、立花は反対側の八院に陣を布いた・・・


他領に侵攻する場合、己の軍行動、その目的地を秘匿するのは、むしろ当然ではないでしょうか。

遠回りの進軍コースを見ても、鍋島全軍の指揮を執る鍋島茂里は非常に優秀だと思います。

立花に倍する兵力、猛者たちの足を止める豊富な銃火器、立花より先に陣を布いて有利に立つ

立花精鋭軍を押し包み潰してくれるであろう、茂里考案の立花シフト

まさにパーフェクトミッション

九州における西軍掃討戦で「最も華やかで」「最も過酷」それが「江上表・八院合戦」だ


次回「鍋島VS立花・両軍激突」それは・またの話 by^-^sio

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時乃★栞

Author:時乃★栞
筑前・筑後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩に気合いバリバリ。
豊前は城井と長野が少し。豊後はキング大友関連のみ。

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