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【大友チャネラー・鑑兼(あきかね)後篇】龍造寺隆信「道」の巻2

龍造寺左衛門佐鑑兼、この時は若干18歳。
この若さで担うには大役だが、龍造寺では大友とコネクションがあるのは、この鑑兼しかいない^^;

戦国オタならピンとくるが、龍造寺鑑兼は大友家から偏諱(へんき)を受けてるんです。
みなさ~ん、プロローグ・偏諱と龍造寺を思い出しながら読んでくださぁ~~(* ̄○ ̄)ゝーいぃぃぃぃぃぃ!

鑑の一文字は大友義鑑からの偏諱。

1530年「二階崩れの変」で襲われた怪我が元で死んだ大友義鑑。
「二階崩れの変」の黒幕、実は大友義鎮(宗麟)かも~って噂があるとか。
亡き大友義鑑と義鎮の親子仲は絶望的な不仲だったとか。
それは今回は、どうでも宜しい。

畠山・豊後勢に陣で左衛門佐鑑兼が会うのは、同じ鑑の偏諱を受けてる田北鑑生だ。
が、実は左衛門佐鑑兼・・・本来であれば鑑の偏諱を受けられる立場ではありませんでした。

家系図・龍造寺系図①

プロローグに緑文字でチラリン~と書いてたんですが、偏諱には他にもルールがあるんです。

それは「主君からみて陪臣(家臣の、そのまた家臣)には偏諱を与える事は出来ない」です。
理由はシオにも判りません。
「ならぬものはならぬ(`・ω・´)キリッ」で慣習だからとしか・・・
しいて言うなら、家臣の家臣にまで偏諱したら君臣の関係がグダグダになるからだと思います。

隆信が龍造寺の総領である以上、鑑兼は一門とはいえ家臣の席に連なる事になります。
従って隆信の頭越しに、大友や他の大物が偏諱する事は出来ません。

亡き剛忠(家兼)と子弟が誰からも偏諱を受けなかったのは、この偏諱ルールもあったからでしょう。
剛忠(家兼)は実力では宗家を凌ぎ、少弐から領地を拝領し直接被官になってます。
だから本気で偏諱が欲しければ、ゴリ押し出来たはず。
でも、それやると自立したい剛忠(家兼)の本音がバレバレになるのでしなかったんだと斜めに推測(爆

つまり家臣の家臣の立場なのに偏諱を受ける変則パターンとは、100%以上の確率で御家が揉めてる時って訳です
隆信の相続に不満だった者が、まだ数え12歳だった鑑兼を担ぎ出し、大友の後ろ盾を得るために偏諱を受けさせたんです(1551年)。
結果としてクーデターは鎮圧され、鑑兼クン12歳(当時)は傀儡だったという事で許されました。

キッカケはともかく今となっては龍造寺内部で大友に所縁のあるのは、左衛門佐鑑兼しかいません。
本人が、どう感じてたかは不明ですが、鑑兼は年上の従兄弟甥に仕え、彼の息子は諫早龍造寺の祖となります^-^

家紋・竜造寺 龍造寺家紋ロゴ

肝心の和議ですが北肥戦誌では「畠山の豊後陣にて和議を求め、これを容れられた」とアッサリ。
自分は秋月編で田北の率いていた兵数を「6千以上の1万未満」と推測してました。
つまり他面作戦を取れるほどの大軍ではなかったと思うんです。

今山合戦では大友勢は6万と言われてます。
さすがにそこまでじゃないにしても2、3万くらいあれば、筑紫と秋月の鎮圧は早期決着してるだろうし、この段階で龍造寺を潰せたと思います。

何故なら田北鑑生という武将は、自軍が有利だと慢心し陣中で宴フィーバーするような愚か者じゃないからです。
田北相手に佐嘉勢が夜襲を仕掛けても、不首尾に終わるか大きな戦果は得られなかったでしょう。
つまり「沖田畷の戦い」以前までなら、龍造寺隆信は凄い強運の持ち主だったんですよ~^^b

さて、何とか和議が調ったので、ボウフラのように湧いて出てきた少弐残党を何とかしなきゃ~アタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ
まだ豊後勢はいるぉ・・|畠山の豊後陣|_ ̄)じぃー。。。少弐残党と揉めると変に勘繰られて和議が破綻するかも・・・
(結果)
小田鎮光に旧領5000余町を安堵し蓮池城へ帰還させ、江上武種にも2500町を返し勢福寺城へ帰らせる
と、大友勢は陣を返して筑前若宮庄の河底という場所へ陣を移し

助かった・・・筑前へ引き払ったか・・il||li _| ̄|○ il||l
数か月の籠城に力尽きた秋月が降伏すると筑紫も降伏、てことで豊後勢は筑前からも撤収。
以後、佐嘉周辺は一時的に平穏となる。by北肥戦誌
心の底から迷惑だったようです,;.:゙:..:;゙:.:: (゚∀゚ゞ)ブハッ!

さて、落ち着いたところで龍造寺隆信は神代勝利と決着をつけようと思い立つのだが、それは・またの話 by^-^sio
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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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時乃★栞

Author:時乃★栞
筑前・筑後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩に気合いバリバリ。
豊前は城井と長野が少し。豊後はキング大友関連のみ。

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