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【裏切る者・中篇】神代勝利公「道」の巻8

三瀬村史によると「龍造寺から密かに使者が派遣され(西川伊予守を)色々に騙して誘惑しウンヌン」とある。

派遣された使者は・・・・おそらく龍造寺に仕えている西川伊予守の叔父か、その息子である従兄弟でしょう。
そもそも鳥羽院(とばい)は山深い里。
土地勘ないものが簡単に辿りつける場所じゃないのよネー(*´・д・)(・д・`*)ネー

西川伊予守が潔白を証明する方法は、目の前にいる龍造寺からの使者を殺し、その首を勝利公に届ける事です。
身内が使者であったなら、おいそれと殺す決断が下せない・・(-ω-;)
説得する方も失敗したら生きて山内を出られないので、命がけです。

迷う西川伊予守に使者(たぶん身内)は「勝利親子を討ち取ったら、貴殿(西川伊予守)を山内の頭領とし神代領を宛がう」という龍造寺隆信の提示した条件を「勧め励ました」そうです。
このあたり、何処まで本当なのか色んな意味で胡散臭いです。
出典が勝利公・激LOVE御当地(三瀬)村史なんで・・( ̄ω ̄A;アセアセ

龍造寺から使者が来た・・・という情報は隠し通せるものではありません。
人の動きって自分では気を付けてるつもりでも、意外と見られてます。
情報が洩れてからでは言い逃れようがなく「(未遂でも)裏切り者」認定。
目の前の使者を殺して勝利公に報告できないのら、西川には「裏切る」の一択しか残されてないんです。

裏切る決断をした西川伊予守は、様々考えた結果「単独じゃ無理ポ~仲間がいるぉ(・∀・)ピコーン★」
と、考え「杠(ゆずりは)か松瀬か三瀬」三氏のいずれかを抱きこむことにした。

上記三氏は山内の中でも親類縁者一族が多数いて、山内26豪族の中では大きな勢力だったんです。
杠氏は特に神代勝利公の信任厚く、勝利公御息女が杠家へ嫁がれております。
てことで杠氏に計略を漏らすのは、杠嫁に感づかれたらアウト。
ほいじゃ、三瀬か松瀬のどっちかだな~~と思案を巡らせ三瀬チョイス(=^・ω・^=)v ブイ

三瀬氏は神代勝利公が三瀬城に頭領として入山する前から、土着している山内豪族(=国人)です。
勝利公本城である三瀬城の目と鼻の先に、三瀬さんの城があるんです~~
たぶん勝利公本城の御膝元って事で「近いから計略に便利」なんで三瀬にしたんじゃないかな^^;

このあたり西川伊予守は、山内の結束の固さへの認識が甘かったんです。
龍造寺配下だった亡父が少弐陰謀の巻き添えで討死してから、17年の歳月が経ってます。
17年という期間が長いか短いかは見方によりけりですが、
現代で言えば中途採用の西川伊予守は、他の山内武士ほどには「神代勝利公への忠義心」を抱いてなかったのでしょう。



1562年8月中旬、西川伊予守は三瀬城への登城の帰路、三瀬さんとこのジュニアに遭った。
これは良い機会と西川伊予守は密謀を打ち明けた。
べらべらと得意の弁舌に任せて「成功の暁には龍造寺からの恩賞である山内の半分を貴殿に譲ろう」と言ったらしい。
このあたり、西川も調子に乗るタイプだったようです。

たぶん若い三瀬ジュニアなら丸め込めると、たかをくくってたんでしょうな( ゚Д゚)y─┛~~
これだから「知勇を自慢したかぶり」と三瀬村史に書かれ・・・(._+ )☆\(-.-メ)オイオイ

露骨な分け前の話は、若い三瀬ジュニアの正義感・地雷を思いっ切り踏みました♪ヽ(*´∀`)ノ
計略に心中戦慄した三瀬ジュニアは、いったん同心したフリをすることにした。
密謀を明かした時の西川伊予守の表情や目つきが尋常じゃなかったそうでつよ・・・( ̄ko ̄)

西川伊予守は裏切り盟約の証として、竹筒を取り出し三瀬ジュニアと西川の血をしぼり入れた。
そして、その血を誓約の盃として互いに飲み干したそうです。(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
山岳地帯では普通の遣り方なのか、紙ベースで残す誓約を避けたのか、そのあたりは判りません。
ちなみに二人が密談するのに腰を下ろした石が三瀬に残ってるそうですが、今もあるかは不明です。

西川と別れた三瀬ジュニアは速攻で、パパ三瀬に報告。
驚いたパパ三瀬とジュニアが神代勝利公へ注進。
西川伊予守の裏切りは神代勝利公と重臣たちの知るところとなったのだが、それは・またの話 by^-^sio

(いつものごとく前後編では終わらんかった・・il||li _| ̄|○ il||l)
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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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時乃★栞

Author:時乃★栞
筑前・筑後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩に気合いバリバリ。
豊前は城井と長野が少し。豊後はキング大友関連のみ。

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