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【和睦の思惑・弐】神代勝利公「道」の巻12

龍造寺隆信の目論見に乗って、和睦しようと言った勝利公の思惑は、こうでした。

今は先ずコチラも領分を固めて、筑前へ軍立てしよう(・∀・)ピコーン★
我が方も(筑前へ)領土を広げて、時機を待とう(・∀・)ピコーン★
(by三瀬村史を超意訳)


電波発言じゃないです。
郷土史の盛り記述でもないです。
実は全盛期の神代氏は、筑前へも勢力を広げてまして、糸島・原田エリアにも一部食い込んでました。

年代的には、龍造寺隆信を名尾峠で破った1558年~1559年頃になると思います。
1558年冬に神代勝利公は筑前大友五城の一角である安楽平城の小田部氏を打ち破ってます。
メチャクチャに恰好良かったの(人´∀`).☆.。.:*・

三瀬村史では今にも筑前統一するかのような書き方で、幾らなんでも盛りすぎやん~
と思ってたんですが、よくよく仔細を見るに、まるっきり盛りでもなさそうなんです。

まず筑前や大友側では、ネット上では勝利公VS安楽平城・小田部氏が見つけられませんでした(汗
もしかして原田さんとこの糸島関連郷土史なら、何かあるかもです。
結果として大勢に影響がなかったから、記録が埋もれてしまった感があります。
というのも筑前という土地は、筑紫と秋月が定期的にハチャけるんで、そっちに扱いの比重が置かれちゃうからなんですよ( ̄ω ̄A;アセアセ

まず小田部氏に勝利公が華麗に勝利したのは、ほぼ事実と思われます。
安楽平城は「三瀬峠を越えてくる軍勢」が「初めに攻略する必要性がある城」でして、いわば「筑前における西の守り」です。
それを大友氏から預かってた小田部氏が敗れたからこそ、周辺の豪族がチキンハートになるんです。

大友は悪い表現だと配下の国人は使い捨てでして・・・( ̄ω ̄A;アセアセ
大友の面子が潰れたとか、財源である博多が脅かされない限りは、国人のヘルプにイチイチ大軍を送ってはくれません。
送ったとしても、三瀬峠を降りてくる山内勢の動きの方が早いです~~(_´Д`)アイーン
山内勢からの脅威に筑前の豪族たちは、降伏に近い和睦をしたようなんです。

人物・くましろん~ 勝利公イメージ画像

和睦の証として勝利公息女二人が、筑前の曲淵氏と大津留氏にそれぞれ嫁いでいます。
曲淵氏の曲淵城は小田部の安楽平城より三瀬峠に近いですからネー(*´・д・)(・д・`*)ネー
涙目の全面降伏だったと思います( ̄ω ̄A;アセアセ

曲淵氏そのものは、原田氏の勢力拡大とともに配下となって、原田氏滅亡とともに浪人になり、その後は判りません。
歴代城主の名に助次-氏助-信助とあるんですが、信助に勝利公息女が嫁がれてます。

てか、大津留さん・・・・あんたは在地国人じゃなくて大友家臣だろ・・・ナサケナイil||li _| ̄|○ il||l
鷲ケ岳城主の大津留宗秋は、元々文治面の功績で城主になった人なんで、武勇スペックは心許ない。
どうも鷲ケ岳城は、小田部・安楽平城と軍事連携し、かつ補完的位置だったんじゃないかな~と思います。
もちろん裏切りとかする人じゃないですよ。国境の城に入るくらいなんですから。
ただ「ここ一番」で「踏ん張りきる事が出来ない人」なんです( ̄ω ̄A;アセアセ

じゃ、1562年時で勝利公が筑前に食い込む余地があるんか?
あります・・・エアポケットが!
1561年「豊前・門司城合戦」毛利VS大友・10年戦争の幕が開けたからです
いやぁ~筑前戦国史を先に調べといて正解だったわ~♪自画自賛ヽ(*´∀`)ノ
1561年は門司城合戦で毛利と大友が睨みあい~
1562年に肥前へ色気を出しますが兵は動かしてません。
毛利とは揉めたままなんで、おいそれと大軍を動かせないんです。
その後も大友と毛利は和睦する、しないでグダグダして、その後にドカンと来るのが「筑前の騒乱」です。

(・∀・)イイ!とこまで行けますよ~~~
その代わり、筑前が原田と秋月と勝利公の草刈り場で壮絶カオスになって、道雪や紹運でも手に負えなくなるかもしれん。
宗像さん家は呪われてるから・・・(._+ )☆\(-.-メ)オイオイ

勝利公曰く「我に10年の齢があれば、機にのぞんで功を立てる事は掌の中にある」
と仰られたのだが、それは・またの話 by^-^sio


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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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時乃★栞

Author:時乃★栞
筑前・筑後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩に気合いバリバリ。
豊前は城井と長野が少し。豊後はキング大友関連のみ。

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